経営の元となる考え

水道哲学で経営を考える

水道哲学という経営哲学

水道哲学と言う言葉をご存知でしょうか。これは、現在のパナソニックの創業者である松下幸之助氏が提唱したいくつかの経営哲学の1つです。その内容は、水道の蛇口をひねれば安全・安心な水が安価にいつでも入手できる様に、電気製品も安価で誰もが利用できる価格で供給する事が人類を幸せにすると言う考え方です。これは、まだまだ日本が豊かとは言えない時代には、非常に素晴らしい考え方で、こうした考え方が日本の高度成長期を引っ張って来て、今日の日本の発展をもたらしたと言えます。経営の神様と呼ばれた松下幸之助氏の考え方も、ものが溢れる現代には少しフィットしない部分もあるでしょうが、その考え方は当時の時代背景の中では、やはり光り輝く考え方だったのです。

経営の神様と呼ばれる松下幸之助

松下幸之助は、和歌山県に生まれ、丁稚奉公を経験した後、現在のパナソニックの元となる電気製品を生産販売を家業として起こしました。二股ソケットの成功などで徐々に事業を拡大して行きました。こうした家業から、世界的な巨大企業に一代で成長を導いて来た経営者として、松下幸之助の発言には実績を裏打ちとした重みがあり、その考え方をまとめた著書が様々出版されています。戦時中には電気製品事業から離れて国策として飛行機生産に携わったり、戦後にはGHQから財閥指定を受け追放されかけ、従業員の嘆願によって解除されると言った苦難も何度も乗り越えて来ました。水道哲学、事業部制、専売の街の電気店網の構築など、経営哲学や新たな事業制度の導入など、様々な取り組みを打ち出し、それが成功今日へと導いて来たのです。

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